国境なき子どもたち写真展 2011
コヒスタン、瞬く瞳の中で 〜パキスタンの子どもたち〜
2010年7月下旬に集中豪雨に見舞われたパキスタンで大洪水が発生しました。北部の山岳地帯では谷間を流れる川が山津波となって氾濫し、道路や市場、学校や民家を押し流しました。インダス川に流れ込んだ大量の土砂が南下して洪水被害は全土に拡大、死者およそ1,900人、被災者は2,000万人を超える大惨事となりました。
北西部のハイバル・パフトゥ−ンハー州の山岳地帯にあるコヒスタン郡は洪水被害が深刻な地区のひとつです。コヒスタンでは2005年10月のパキスタン北部大地震でも被害を受けました。その再建が十分に進まない中で、追い討ちをかけるように洪水が襲いました。インダス川沿いを走るカラコルムハイウェイは復興しましたが、橋や支道は依然寸断されたままで、谷の奥に点在する村は孤立しています。支援物資や食糧を手に入れるために、悪路を1日がかりで歩かねばならないところもあります。
生活再建が進まない状況で、子どもたちへの影響が深刻化しています。インフラが破壊されている状況で、倒壊した校舎の再建は困難を極めています。北部の山岳地帯に暮らす多くの子どもたちが事実上、教育にアクセスできない状況に置かれています。
国境なき子どもたちは北部で被災した子どもたちが1日でも早く学校教育を受けられるよう、学用品の提供と仮設校舎の再建に取りかかりました。そして、その活動地域にフォトジャーナリストの渋谷敦志さんを派遣し、主にコヒスタンに暮らす子どもたちの現状を取材・撮影していただきました。また「山の国」を意味するコヒスタンをテーマにした初の写真展として、美しい自然や人々の生きる姿も伝えます。 (カラー約30点)

5月14日(土)14:00より、
渡辺真理さんの司会で渋谷さんのギャラリートークを行います。
※要申込:件名を「シリウスギャラリートーク」として、お名前と人数をkodomo@knk.or.jpへ
【期間】 2011年4月28日(木)〜5月18日(水) 10:00〜17:00 <入場無料>
※計画停電等の影響により、閉館時間が例年より1時間早まります。
※日曜および5/2(月)〜5/5(木)は休館。最終日は15:00まで。ご注意ください。
【会場】 アイデムフォトギャラリー「シリウス」
新宿区新宿1-4-10アイデム本社ビル2F
最寄り駅-地下鉄丸の内線「新宿御苑前」駅下車徒歩1分
【地図】 http://www.photo-sirius.net/access.html
【主催】 国境なき子どもたち
【協賛】 堀内カラー、小学館、真如苑
【企画・構成】 FID/映像開発フォーラム
【協力】 G.I.P.Tokyo
【フォトジャーナリスト】 渋谷 敦志 (しぶや あつし)
1975年大阪府生まれ。
高校生のときベトナム戦争の写真を見てフォトジャーナリストを志す。立命館大学在学中にブラジルに留学研修、法律事務所に勤務しながら写真を本格的に撮り始める。卒業後フリーになり、「カメラを持ったソーシャルワーカー」として戦争や貧困の問題を写真と言葉で伝えている。東京在住。アジアプレス所属。
受賞歴
1999年 第三回MSFフォトジャーナリスト賞
2000年 日本写真家協会展金賞
2003年 コニカ・ミノルタフォトプレミオ
2005年 視点賞・視点展30回記念特別賞
2006年 視点展奨励賞
http://www.shibuyaatsushi.com/ http://ashibuya.tea-nifty.com/
【問合せ】 国境なき子どもたち (担当:清水/松浦) Tel:03-6279-1126(月-金)
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